発電所をリノベーションした美術館

火力発電所をリノベーションした美術館として、有名なロンドンのテートモダン。このようなリノベーションはテートモダンが初めてではなく、他にもいくつかの美術館が存在します。

Tate Modern
photo by chrispercival

ここ日本でも、テートモダンの10年前に下山(にざやま)芸術の森・発電所美術館が誕生。これは壊される予定であった水力発電所をリノベーションした美術館で、現在では国の有形文化財として登録されています。

美術館誕生の背景と、その独特な空間のため「生」や「死」といった根源的なテーマを扱う作品を展示されているようです。やはりホワイトキューブの美術館とは違う力のある空間ですので、それを生かすための企画なのでしょうね。

設備的に湿度調整や直射日光の問題があり、展示できる作品形態が限られてしまうようですが、それを補って余り有る魅力の空間ではないでしょうか。

塩・生と死 - 山本基
塩・生と死 - 山本基
塩・生と死 - 山本基
© Motoi Yamamoto

写真は山本基さんの展示風景。塩を素材した作品と、空間の組み合わせが素晴らしいです。

» 山本基さんのオフィシャルサイト